副業ブログのサービス選びは、「本気で稼ぐならWordPress、まず試すならnote・はてなブログ」が結論です。
分岐を一行でまとめると——稼ぐ→WordPress/試す→note・はてな/交流重視→Ameba。あとは自分の目的に当てはめるだけです。
サービス選びを間違えると、あとから移行の手間や「書いた記事が活かせない」リスクが出てきます。この記事では、副業ブログにおすすめの8サービスを料金・アフィリエイト条件つきの一覧表で比較しながら、分岐基準を一緒に整理していきますね。
副業ブログのおすすめサービスは結局どれ?まず結論
先に結論をお伝えします。「稼ぐこと」を目的にするなら、選ぶべきはWordPress(正確にはWordPress.orgをレンタルサーバーに導入するタイプ)です。
理由はシンプルで、広告掲載の制限がなく、独自ドメインでブログを自分の資産として持てて、SEO(検索エンジン最適化)にも取り組みやすいから。
一方で、「まずは書く習慣がつくか試したい」「日記感覚で始めたい」段階なら、無料の「note」「はてなブログ」から入るのも十分アリです。
つまり、目的によって正解が変わるということ。分岐基準はこの3つで考えると迷いません。
- 本格的に稼ぎたい → WordPress(有料・独自ドメイン)
- 続けられるか試したい/書く仲間の反応がほしい → はてなブログ、note
- 既存コミュニティのファンとつながりたい → Amebaブログ
私自身、最初は無料のはてなブログで「書く練習」から始めて、続けられると分かってからWordPressに移行した口です。その体験談と移行のリアルは、後半で具体的にお話しします。
副業ブログのサービス8つを比較|料金・アフィリエイト・独自ドメイン一覧
「アフィリエイト(広告収入)ができるか」「独自ドメインが使えるか」「いくらかかるか」を軸に、8サービスを一覧で比較します。
| サービス | 費用の目安 | アフィリエイト | 独自ドメイン |
|—|—|—|—|
| WordPress(.org) | サーバー月1,000円前後+ドメイン年1,000円前後 | 制限なくOK | 使える |
| はてなブログ | 無料/Proは月600円〜1,008円 | OK | Proのみ可 |
| note | 無料/プレミアム月500円 | 基本不向き | 法人向けプランのみ |
| Amebaブログ | 無料 | Ameba Pickのみ | 使えない |
| 楽天ブログ | 無料 | 楽天アフィリエイト中心(アドセンス不可) | 使えない |
| FC2ブログ | 無料/有料プランは月300円前後 | OK | 有料プランで可 |
| ライブドアブログ | 無料(執筆時点で容量無制限) | OK | 使える |
| Blogger | 無料(執筆時点で強制広告なし) | アドセンス連携がしやすい | 使える |
※料金や条件は変更されることがあります。契約前に必ず各公式サイトで最新情報を確認してくださいね。
いくつか補足します。まずnoteは「検索エンジン向けのブログ」とは少し性質が違うサービスです。
記事や有料コンテンツを手軽に発信でき、フォロワーとの交流もしやすい反面、SEOで検索上位を狙って広告収益を積み上げる設計にはなっていません。
また、Amebaブログは他社アフィリエイトが禁止で、公式のAmeba Pickを使う形になります。楽天ブログも楽天アフィリエイトは手軽に貼れる一方、Googleアドセンスは使えません。
「やりたい収益化の方法」と「サービス側の制限」がかみ合っているか——地味ですが、ここが失敗を分ける一番のポイントだと感じます。
副業ブログの選び方|5つのチェックポイント
サービスが多くて迷うときは、次の5つの視点で絞り込むと選びやすくなります。
- 1. 目的:稼ぐなら、広告を自由に貼れてアクセス解析やSEO対策ができるサービスが前提
- 2. カスタマイズ性:他サイトと差別化したいなら、HTML/CSSまで調整できるWordPressが有利
- 3. コミュニティ:はてなやAmebaは交流が活発で、検索流入ゼロの初期でも読者の反応をもらいやすい
- 4. アフィリエイトの可否:無料サービスには商用利用や広告掲載の制限があるものも。「そもそも貼れるか」を最初に確認
- 5. 強制広告の有無:運営側の広告が自動表示されると読者が離れやすい。Bloggerのように(執筆時点で)強制広告のないサービスもある
特に重要なのは1と4です。「読まれている実感」は初心者が続けるうえで想像以上に大きな支えになるので、3も軽視できません。
完璧に比べようとしなくて大丈夫。まず「稼ぐか/稼がないか」だけ決めれば、半分は答えが出ますよ。
WordPressの初期費用はいくら?おすすめされる根拠とデメリット
収益化を目指す副業ブログでWordPressが定番とされる理由と、かかるお金を整理します。
初期費用の内訳は、レンタルサーバー代と独自ドメイン代の2つ。サーバーは月1,000円前後、ドメインは年1,000円前後が一般的な相場です。
代表例を1つ挙げると、大手のエックスサーバー「スタンダード」プランは月額990円〜(契約期間により変動、執筆時点)。キャンペーンで変わるため、最新の料金は公式サイトで確認してください。
「定番」とされる根拠はどこにあるのか。調査会社W3Techsの統計では、WordPressは世界のWebサイトの4割超で使われているとされ、CMSとしては圧倒的なシェアです。
また、きぐち氏の『ブログで5億円稼いだ方法』(国内ブログ収益化の定番書)や、ヒトデ氏の『「ゆる副業」のはじめかた アフィリエイトブログ』(翔泳社)など、副業ブログの入門書もWordPressでの開設を前提に解説しています。
WordPressのメリット
- 広告掲載の制限がなく、収益化に取り組みやすい
- 独自ドメインで、ブログを自分の資産にできる(サービス終了で記事が消えない)
- SEOに強い構成を自分で作り込め、カスタマイズ性も高い
- ライティング・分析・改善のスキルがそのまま身につく
WordPressのデメリット
- 月1,000円前後のサーバー代+年1,000円前後のドメイン代がかかる
- 開設や管理に少し手間がかかり、更新やセキュリティ対策も自分で行う
注意したいのは、WordPressには2種類あることです。ここで言うのは公式サイト(WordPress.org)からサーバーに導入するタイプで、ブログサービス型の「WordPress.com」は無料プランだとアフィリエイト等の制限が多め。名前がそっくりなので、始める前に確認しておきましょう。
費用がかかる点は正直にお伝えしておきます。ただ、月1,000円前後を「スキルと資産への投資」と捉えられるなら、自由度のメリットは大きい——これが定番とされる理由です。
副業ブログで稼ぎやすいジャンルの選び方と落とし穴
サービスと同じくらい大事なのが「何について書くか」です。ここは、先ほどの書籍『ブログで5億円稼いだ方法』の著者・きぐち氏の考え方が参考になります。
きぐち氏はコンビニのアルバイトをしながらブログを始め、最初の3年間は収益ゼロ。それでもSEO対策と改善を続け、7年目に年収1,000万円を突破し、累計で5億円以上を稼いだと公表しています。
同書などで挙げられている「オススメしやすいジャンルの特徴」は次の通りです。
- YMYL(健康やお金など人生に大きく関わる分野)に該当しにくい
- 広告主の数が安定している
- 難易度と収益性が比例している
- YouTubeよりGoogleで検索されやすい
逆に「あまりオススメできない」とされたのが、医療・健康食品・金融/投資/保険など。YMYLに該当しやすく企業サイトが強い、あるいは動画向きで、個人ブログでは戦いにくいという理由です。
そしてもう一人、副業スクール「副業アカデミー」代表の小林昌裕氏。自身も投資系の副業で大きな損失を経験したうえで、避けるべきは「易きに流れる副業(ラクして稼ごうとするもの)」だと、副業をテーマにした著書やインタビューで繰り返し語っています。
小林氏はアフィリエイトについて「金銭的リスクは高くないが難易度が高く、最初の副業には向きにくい」との見方も示しています。
この2人に共通するのは、「短期で当てる」発想を最初から捨てていること。5億円稼いだ人が3年間ゼロだった事実と、副業教育の専門家が「ラクな道こそ危ない」と警告する事実は、同じ方向を指しています。
読者のみなさんに当てはめるなら——副業ブログは「今月のお小遣い稼ぎ」ではなく、半年〜数年単位でスキルと資産を積む活動として設計するのが現実的、ということです。だからこそ、続けやすい環境選びが最初の勝負になります。
無料ブログからWordPressへの移行はできる?筆者の体験と注意点
「まず無料で始めて、あとからWordPressに移行」は可能なのか。結論、可能ですが、手間はそれなりにかかります。
ここからは筆者の体験です。私は最初、はてなブログの無料版で約2ヶ月・20本ほど記事を書いてから、WordPressに移行しました。
はてなブログには記事のエクスポート機能があり、WordPress側のインポート機能と組み合わせれば、本文データ自体は移せます(手順の詳細は変わることがあるため、実行時に公式の案内を確認してください)。
ただ、実際にやってみて時間を取られたのは本文よりも周辺作業でした。具体的には、画像の貼り直し(表示が崩れた記事の画像を1枚ずつ差し替え)と、記事同士の内部リンクのURL修正です。20本でも数日かかったので、100本書いてからの移行はかなり大変だったと思います。
この経験から、個人的には「試す期間は短く区切る」二段構えを提案したいです。
まずnoteやはてなブログで、週2〜3本の記事を3週間ほど書いてみる。私の場合、日常雑記・買ったものレビュー・学習記録の3テーマを並行で試して、3週間続いたのは学習記録だけでした。そして続いたそのテーマだけが、移行後も書き続けられています。
n=3の体感にすぎませんが、「3週間続くかどうか」は習慣になるかを見極める目安としてちょうどいい長さだと感じています。
ここで確かめたいのは稼げるかどうかではなく、「自分が書き続けられるか」。きぐち氏でさえ最初の3年は0円だったことを思えば、続ける力こそ最初の資産だと考えられます。手ごたえが出た段階で、記事数が少ないうちにWordPressへ移行するのが、移行コストを最小にするコツです。
AI検索時代の副業ブログはどうなる?【筆者の見解】
ここからは筆者としての私見です。事実と意見を分けてお読みください。
Googleの検索結果には、2024年8月から日本でもAIによる回答(AI Overviews)が表示されるようになりました。単純な情報まとめ記事は、クリックされる前にAIの回答で完結してしまう場面が今後さらに増えていくと考えられます。
その中で残るのは、実際にやってみた体験・一次情報を含む記事だと筆者は見ています。AIの回答も何かしらの情報源を参照して作られる以上、「自分で試した人の記録」は引用元として価値を持ちやすいからです。
先ほどの移行体験のような「やった人にしか書けない一段落」を積める人ほど、これからの検索で強くなる。だからこそ、自分の言葉で書き続けられる環境=資産性のあるWordPressの価値は、当面下がりにくいというのが私の見立てです。
ただしこれはあくまで見通しであり、収益を保証するものではありません。どのサービスでも、成果が出るまでには時間と継続が必要——この前提だけは忘れないでください。
まとめ
副業ブログのサービスは、「稼ぐならWordPress、まず試すならnote・はてなブログ」が大きな指針です。
選ぶときは、目的・カスタマイズ性・コミュニティ・アフィリエイトの可否・強制広告の有無という5つの視点で絞り込むと失敗しにくくなります。
ジャンル選びではYMYLの落とし穴を避け、「ラクして一発」ではなく続けながら積み上げる前提で。まずは小さく試し、続くと分かったら記事数が少ないうちに移行する——その一歩から、あなたの副業ブログは動き出します。
よくある質問
WordPressで副業ブログを始める初期費用はいくらですか?
一般的な相場は、レンタルサーバーが月1,000円前後(例:エックスサーバー スタンダードは月額990円〜、契約期間で変動)、独自ドメインが年1,000円前後です。キャンペーンで変わるため、最新の料金は各社の公式サイトで確認してください。
無料ブログでもアフィリエイトはできますか?
サービスによります。はてなブログ・FC2ブログ・ライブドアブログ・Bloggerなどは可能ですが、Amebaブログは公式のAmeba Pickのみ、楽天ブログは楽天アフィリエイト中心でGoogleアドセンスは使えません。始める前に各公式サイトで最新の条件を確認しましょう。
WordPress.orgとWordPress.comは何が違いますか?
WordPress.orgは、ソフトを自分でレンタルサーバーに導入するタイプで、広告掲載の制限がなく自由度が高いのが特徴です。WordPress.comはブログサービス型で、無料プランではアフィリエイト等の制限が多め。副業ブログの解説書で「WordPress」と言う場合、基本的に.org側を指します。


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