海外ディズニー、どこが一番楽しい？本気で選んだ“夢の国”ランキング！

この記事では、海外ディズニーの各パークを“魅力”という視点からじっくりと比較し、ランキング形式でご紹介します。

それぞれの特徴や現地での体験ポイントも交えてお話ししていきますので、

次回のディズニー旅の行き先選びに、ぜひ役立てていただければ嬉しいです。

1位：ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート（フロリダ）

世界中のディズニーパークの中でも、ひときわスケールが大きく、

「ここに来たらディズニーファンとしての人生が完成する」とまで言われる聖地が、アメリカ・フロリダ州にあるウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートです。

まるで一つの国のような広大な敷地に、夢と感動の空間が果てしなく広がっています。

世界最大のディズニーリゾート

このパークの規模は他とは比較になりません。

マジック・キングダム、エプコット、ディズニー・ハリウッド・スタジオ、アニマル・キングダムの4つのテーマパーク。

それに加えて、ウォーターパークが2つ、そして数十のディズニー直営ホテルやショッピングエリアまで揃っています。

そのスケール感とバリエーションは、他のディズニーパークとは一線を画します。

多彩なアトラクションと体験

ウォルト・ディズニー・ワールドの魅力は、広さだけではありません。

最新技術を駆使したライドやエンタメショー、そして動物たちと触れ合えるサファリ体験まで、

一人ひとりの“夢の形”に合わせた楽しみ方ができる、それがこのパークの最大の特徴です。

特に、2023年に登場した「トロン・ライトサイクル・ラン」や、「スター・ウォーズ：ギャラクシーズ・エッジ」などは、世界でも最先端のアトラクションとして注目を集めています。

宿泊してこそ本当の魅力が見える

日帰りではとても足りない、というのがこのリゾートのリアルな声。

敷地内にはディズニーが運営するホテルが点在しており、滞在そのものがアトラクション体験になります。

朝から晩までディズニーの世界にどっぷり浸かることができる――この贅沢を味わえるのは、フロリダだけです。

2位：ディズニーランド・リゾート（カリフォルニア）

アメリカ・カリフォルニア州アナハイムにあるこのパークは、

ウォルト・ディズニー自らが手がけた「唯一のディズニーランド」として、特別な存在感を放っています。

コンパクトながら濃密な魔法が詰まっており、訪れた者の心を深く揺さぶります。

ディズニーの原点を体感

1955年、世界で初めてのディズニーランドとしてオープン。

「ウォルトが歩いたパーク」として、彼の夢や哲学が今も息づいています。

アトラクション一つひとつにクラシックな温もりと革新のスピリットが感じられるのも、このパークならではです。

2つのパークが徒歩で回れる手軽さ

敷地内には「ディズニーランド・パーク」と「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー」の2つのパークがありますが、

それぞれが徒歩5分ほどの距離にあるため、パーク間の移動がとてもスムーズ。

短期間の滞在でも効率よくまわることができ、限られた時間の中で満足度の高い体験が可能です。

新旧の魅力が絶妙に融合

「ホーンテッドマンション」や「マッターホルン・ボブスレー」などのクラシックアトラクションに加え、

最新アトラクション「アベンジャーズ・キャンパス」や「ラジエーター・スプリングス・レーサー」なども体験できます。

時代を超えて愛される世界観と、常に進化する技術の融合――それがこのパークの強みです。

3位：香港ディズニーランド・リゾート

アジア圏の中でも、日本から最も近い海外ディズニーとして人気を誇るのが香港ディズニーランド・リゾート。

「短時間でもディズニーの魔法を全身で体感したい」という方にとって、ここはまさに理想的な選択肢です。

2023年には新たな注目エリアも加わり、今ますます熱い視線が注がれています。

日本からアクセス抜群の立地

羽田や関空から直行便で約5時間、

空港からはMTR（地下鉄）で30分ほどという抜群のロケーション。

さらに、空港とパークの間にリゾート直通バスもあり、初めての海外ディズニーでも安心してアクセスできます。

弾丸旅行でも満喫できるというのは、このパークならではの魅力です。

「アナ雪」ファン必見の新エリア

2023年には、世界初の『アナと雪の女王』をテーマにしたエリア「ワールド・オブ・フローズン」がオープン。

アレンデールの街並みを再現したエリア内には、

ボート型ライド「フローズン・エバー・アフター」や、エルサの魔法を体感できるショーなどが満載。

まるで映画の中に迷い込んだかのような臨場感が味わえます。

コンパクトだけど密度の高い構成

香港ディズニーランドは一つのパークで構成されていますが、

キャッスルやショー、アトラクションがギュッと凝縮されているため、1〜2日で効率よく回れます。

また、他国では見られないチャイニーズスタイルのデザインやイベントも取り入れられており、異国文化とのコラボ感も独特です。

4位：ディズニーランド・パリ

ヨーロッパ唯一のディズニーパークとして、パリの郊外に佇むディズニーランド・パリ。

「ディズニーとフランス文化の融合」を体感できる、他のパークにはないエレガンスが魅力です。

美しい建築と繊細な演出に満ちたこの場所は、訪れた者の心をゆっくりと魅了していきます。

まるで絵本から飛び出したかのような「眠れる森の美女の城」

ピンク色の屋根が特徴的なシンボルキャッスルは、

ディズニーランド・パリならではのデザイン。

中にはドラゴンが眠る洞窟もあり、ヨーロッパの伝承とディズニーの世界観が見事に調和しています。

美食とファッションの国らしいディズニー体験

フランスならではの洗練されたレストランや、おしゃれなキャストの制服、

さらには季節ごとのパレードの演出に至るまで、

パリらしい美意識が全体に溶け込んでいます。

ただ歩くだけでも、その場の雰囲気にうっとりしてしまうほどです。

アトラクションも“ひと味違う”楽しさ

「ラタトゥイユ：ザ・アドベンチャー」や、改装された「スペース・マウンテン」など、

ヨーロッパ発のディズニー映画や文化が息づくラインナップ。

ファンタジーだけでなく、クラシカルで奥深い魅力を感じさせてくれます。

5位：上海ディズニーリゾート

2016年にオープンした最も新しい海外ディズニーパーク、上海ディズニーリゾート。

「未来のディズニーはここにある」と言われるほど、技術革新と文化融合が際立つパークです。

従来のイメージにとらわれない、新たな体験が待っています。

最新技術を駆使したアトラクションの宝庫

まず注目したいのが、「トロン・ライトサイクル・パワーラン」。

光に包まれたサーキットを高速で駆け抜ける体験は、他のパークでは味わえない爽快感。

さらに、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』をモチーフにした「バトル・フォー・ザ・サンケン・トレジャー」も、

プロジェクション技術とリアルな動きが融合した超没入型アトラクションです。

中国文化との融合が生む独自のディズニー体験

上海ディズニーは、キャラクターの衣装やイベント演出、さらにはフードメニューまで、

中国文化を意識したデザインや内容が取り入れられています。

たとえば、春節の時期にはミッキーたちがチャイナ服で登場し、干支にちなんだ限定グッズも販売。

「ローカルとグローバルの調和」を体現しているのが、このパーク最大の特色と言えるでしょう。

「世界最大のディズニーキャッスル」も必見

パーク中央にそびえる「エンチャンテッド・ストーリーブック・キャッスル」は、

全てのディズニープリンセスを象徴する世界最大規模のキャッスル。

中には体験型アトラクションやレストラン、ショップまで備えており、単なる観賞用を超えた“生きた城”として楽しめます。

海外ディズニー ランキング 魅力 まとめ

こうして見てみると、海外のディズニーパークはどれも唯一無二の個性と魅力を持っています。

規模で圧倒するフロリダ、原点のカリフォルニア、アクセス抜群の香港、文化が香るパリ、そして革新の上海。

どこへ行っても、そこにしかない“夢のかたち”がきっと待っています。

大切なのは、あなたがどんな旅をしたいか。

アトラクションを制覇したいのか、歴史や文化に触れたいのか、ゆっくり非日常を味わいたいのか。

目的によって、選ぶべきパークもきっと変わってきます。

このランキングが、あなたの「次のディズニー旅」へのヒントになれば幸いです。

夢の扉は、いつだってあなたのすぐそばに。

さあ、次はどの魔法に会いに行きましょうか。

――文・構成：高橋直人